- 2017年4月末に蒔いたディッキア・マルニエルラポストレイの 275 日目までの実生記録です。
- 蒔いた 10 個の種子のうち、8 個が発芽しました。
- 噂に聞いていた通りディッキアの実生株は成長が大変遅い!でも愛着が湧いてきます。
9月3日(126日目) – 8個発芽し成長中
蒔いた種子のうち10個中8個が発芽
播種から 2 週間で 6 個の種子が発芽したのち、さらに 2 個が発芽し発芽率は 80 % とまずまずの結果になりました。
ディッキアは株分けで増えていくイメージが強かったので、種子の発芽率はあまりよくないのではと想像していたのですがそんなこともないようです。
ディッキア・マルニエルラポストレイの成長は気長に見守ろう
「ディッキアの実生株の成長は遅い」 ー ネットを見ているとよく聞く言葉ですが、その通りでした。発芽から 100 日以上が経つのにまだ葉を 3〜4 枚しか展開せず、高さは 1cm にも満たないほどです。
初めの半月ほどは毎日様子を見ていたのですが、あまりに動きが乏しく心配になり、そのうち気にならなくなりました。
直射日光ガンガン、水やりは週2回
幼苗ではあるものの、置き場所は直射日光の射す気温 30 度を越す窓際に。どこまで耐えられるのだろう?と葉焼けに心配しつつ徐々に日光に慣らし、8 月以降は遮光なしでガンガン日に当てていますが特に弱った様子はありません。
水やりは完全に用土が乾いてさらに 2 日空けてから、週 2 回ほど腰水で与えています。非常に強い性質で、管理はとても楽です。
2018年1月28日(275日目) – 全株成長中!
播種から約9ヶ月、脱落する株なく成長中
発芽した全株がゆっくりながらも成長を続けてくれています。徐々に個体差も見られるようになってきました。
冬の間は室内の窓際で管理しており、夜間の最低気温は 15 度、天候の良い日の日中最高気温は 25 度ほど。水やりは 2 週間に 1 度程度に減らしています。
高さも 1cm を超えるようになってきて、葉にはマルニエルラポストレイの特徴である白いトリコームがうっすらと確認できます。また、小さな棘も目立つようになり、ディッキアらしさがようやく出てきました。
マルニエルラポストレイは相変わらずの成長のスピードで、他の実生植物に比べると日々の変化を感じることは少ないのですが、それだけにじっくりと大切に育てる気持ちが湧いてきます。
この小さな葉が真っ白いトリコームを纏うのを楽しみに、今後も成長の様子を公開していきます。あまり変化がないので次回はまた半年以上先でしょうか・・・