- 種子を昨年 4 月に蒔いてから 300 日目となるパキポディウム・グラキリスの実生記録です。
- 11 月に葉を大分落としたものの、室内に取り込んでからは再び葉も生え揃いました。以降は休眠することなく緩やかな生長を続けています。
2月18日(300日目) – 緩やかに成長中
11 月に室内に取り入れてから、日中は窓際に置いているグラキリスの実生株。良くて 4 時間程度しか日照は得られないのですが、葉を落としたりまた生えたりしながら、それなりに発芽した 6 株とも冬を越せそうです。
12月30日 (50日前)
2月18日時点
僅かですが幹が太くなり、枝が伸びてきているのが分かります。一番右の子はほぼ変わった様子もなく、もう無理せず冬を乗り切ってくれることを祈るばかり。
今後の成長が楽しみな3株
実生 6 株のうち、生育状態が良いのがこの 3 株。左は斜めってますが高さ 7cm 、最も太い部分で幅 2.6cm と環境の割にはよく育ってくれており、最近成長点も見られるようになりました。
葉も他の株に比べ落ちることが少なく、気温が上がってからの成長が楽しみです。
全株並べるとこんな感じに。グラキリスじゃなくラメリーかというくらい長細く徒長している株も。
全て同じ環境下で育っているため個体差がやはり大きいのだなと思います。細く上にばかり伸びていても、あるときから急に横に育ち始めることもあるので枯れさえしなければ夏に化けるかもしれません。
1〜2月のグラキリス実生株の管理
最低気温は18度
気密性の高いマンションのため、室外の最低気温が 2 度の日でも室内の最低気温は 18 度ほど。日中は南西の陽が当たる窓際に移動し、最高気温は 30 度近くになります。
それでもいくらかの葉が黄色く変色し落ちているので、これより数度気温が下がるだけで休眠させず冬を越すのは難しいのだろうなと思います。
水やりは完全に乾いてから、5日に1回程度
葉が落ちていないので水やりのペースも秋から変えていません。天候にもよりますが水をあげてから乾くのが大体 4 日目、乾燥した日から 1 日空けているので平均すると 5 日に 1 回くらいになります。
なお乾いている、の目安は表土でなく鉢を手に持ったときの重さです。グラキリスに限りませんが、乾燥気味に育てたほうが良い植物は土中に水分が残っているうちに水を与えると根腐れしかねないので、乾燥時の鉢の重さを覚えるようにしています。
また乾燥してからさらに 1 日空けていますが、曇りで気温が下がっていればさらに空けることもあります。