園芸日誌

園芸日誌:放置していたキャッツテール・メメの植え替え

キャッツテールは猫のしっぽのようにふわふわとした花を咲かせる、トウダイグサ科の多年草。気温が下がらない環境であれば通年花をつけるそうで、ほふく性で枝を伸ばしていくためハンギングにもできる品種です。

そのあざとい商品名の通り猫好きの心をねこじゃらしのようにくすぐる可愛らしさに惹かれ、昨年の夏の終り頃に「キャッツテール・メメ」という品種を購入しました。キャッツテールをより鮮やかな花色に改良した品種です。

購入当時のキャッツテール・メメ

気温の高いうちはそのモコモコの花が楽しませてくれたのですが、冬になり気温が下がってからは花が落ちてただの草に。そう、通年咲くと言っても日照など条件が揃わないと花を咲かせてくれないタイプです。

興味が薄れ放置気味になっていき、水やりも週に一度程度に。非耐寒性なので冬は取り込みが必要なはずですが、棚の隅っこに置いていたため 0 度近い野外に置き忘れられたことも。

室内管理に変えてからも、置き場所は日当たりが少なく夜は室温 2〜3 度にまで下がります。冬を越すのは厳しいかなと思いましたが、そのうち耐えられなかったとしたらそれがこの植物の限界だったんだ、と開き直るようになっていきました。

キャッツテール・メメ

そんな不運な我が家のキャッツテール・メメですが気付けば春まで劣悪な環境を耐え抜きました。暑さには強いが寒さに弱いという評判ですが、水やりをしなければそれなりに寒さにも耐えられ、半落葉であることが分かりました。

4 月に入り気温が上がり日照時間も長くなってきたことで、若葉が萌え出るなど勢いを取り戻したようにも見えます。

鉢内の状態はかなり悪くなっており、水を与えると泥状になってしまい排水できません。

枝がだらだらと伸びているので切り戻しても良いのですが、このまま伸ばしてみたいので一回り大きな鉢に植え替えます。

鉢から取り出すと根がびっしりと鉢の形に固まっています。根詰まりです。

古い土を取り除こうとしますが、奥の方のべたべたの粘土状になった土が塊になっていてほぐれず、無理に取ろうとすると細い根が切れてしまいそうです。

水やりを控えて乾燥させてから行うべきでしたが、いい天気だからという思いつきで始めたので仕方がありません。外側の土と変色した古い根を取れるだけ取って、鉢に植えます。

用土は余っていた市販の観葉植物の土にしました。水はけが良く水持ちしないタイプのものです。ウェブ上にはあまり用土に関して参考になる情報が見つからなかったので、一旦これで様子を見ます。

根を少し落としたことにより、今まで通り水を吸い上げられなくなるので古めのものから気持ち葉も整理しました。スッキリ。

一旦栽培を投げ出した植物が生き残ると、なんだか罪悪感が残りちょっとだけ日照の良いところに置いてあげよう、という気持ちになります。またあの可愛いふわふわの花を咲かせてくれることを願って、最後に肥料にマグァンプKを与えます。