ガーデニング 家庭菜園

10月に種蒔き、苗の植え付けができる野菜まとめ

レタス

10 月は気温が下がり残暑を気に掛ける必要もなくなり、いよいよ本格的に葉物野菜を植えるシーズンとなります。リーフレタスやほうれん草など、冷涼な気温でないと発芽しない種も蒔き時を迎えます。

10月に種蒔き、苗の植え付けができる野菜

白菜

白菜
収穫まで70日〜
発芽適温20〜25度前後
ポイント白菜は 8 月下旬〜 9 月上旬にかけて種を蒔きます。冷涼な気候を好むため、まだ夏の暑さが残るうちは寒冷紗などで遮光して地面の温度を下げてあげる必要があります。種蒔きの時期が早過ぎると病害虫が発生しやすく、遅すぎると温度不足で結球しないので、種まきの時期には気を付けてください。

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
種蒔き
植え付け
収穫

リーフレタス(夏蒔き)

リーフレタス(夏蒔き)
収穫まで60日〜
発芽適温15~20度前後
生育適温15~20度前後
ポイントリーフレタスは気温の下がる 9 月以降に種を蒔きます。冷涼な気候を好み、春と秋の 2 度栽培することができます。収穫のタイミングは株の大きさが約 20~30cm ほどになったとき。外葉を 3〜4 枚ずつ摘み取っていくと中心から新しい葉が生えてきて長い期間収穫することができます。

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
種蒔き
収穫

水菜(京菜)

水菜(京菜)
収穫まで秋:30日(子株)〜
発芽適温15〜25度前後
ポイント子株で収穫する場合は条間10cm、1cm間隔で1粒ずつ種を蒔きます。大株にする場合は株間を20cm以上取り、8粒ほどの点まきにします。おおよそ30日程度で20cmの子株を収穫できます。草丈10〜12cmの子株をベビーリーフとして用いるのであれば、さらに早い時点で収穫することができます。また、水菜は連作障害があるためアブラナ科の野菜を植えてから1〜2年は間隔を開けるか。土壌改良してから種を蒔くようにします。

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
種蒔き
収穫

ほうれん草

ほうれん草
収穫まで30~50日
発芽適温15~20度前後
生育適温15~20度前後
ポイントほうれん草は耐寒性が強く、秋からが栽培に適しています。日の長い春や照明に晒すと搭立ちしてしまうため、きっちりと遮光してあげましょう。また、酸性土に弱い性質があるので播種の前に用土を苦土石灰等で中和する必要があります。

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
種蒔き
収穫

小松菜

大根
収穫まで春・秋:30〜60日、夏:25〜30日
発芽適温20〜25度前後
ポイント暑さ・寒さに強い小松菜はほぼ一年中栽培できる家庭菜園向きの野菜です。温暖な時期であれば 1 月以内に収穫することができます。肥料を好むため元肥、堆肥をしっかりと与えることで成長を促進することができます。

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
種蒔き
収穫

ルッコラ(秋蒔き)

ルッコラ(秋蒔き)
収穫まで30日〜
発芽適温15~25度前後
生育適温15~25度前後
ポイントルッコラの発芽適温・育成適温はともに 15~25度と、比較的寒さに強い植物です。気温が上がると搭立ちして葉も固くなるため、春・秋の栽培に適しています。葉が 10〜15cm ほどに成長したら収穫のタイミングです。

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
種蒔き
収穫

※記事中に記載の栽培時期は、野菜ごとの代表的な品種を本州の平地(温暖・中間地)で栽培した場合の目安です。地域や品種に応じて栽培時期は変わってきます。