5月に植え替えをした子株付きのディッキアのその後の様子です。ディッキアに限った話ではありませんが、鉢に十分なスペースがないと子株が出なかったり親株の成長が止まってしまいます。今回植え替えをした株も窮屈な鉢から出た途端、子株を次々と出してくれるようになりました。
子株成長中
植え替え前から出ていた子株は順調に成長中です。この開いたばかりの蕾のようでありながら、やんちゃな棘を伴う様がたまらないのです。空けてあげたスペースに、研ぎ澄ました白い棘を存分に展開してくれることを願います。
新たな子株も展開
植え替え前の 2 つに加え、さらに 2 つの子株が出てきています。親株も新しい葉を展開し続けており、今回準備した環境にも完全に馴染み非常に良い状態です。ただし、さすがに親株含め 5 つとなるとこの鉢では手狭なので、間の株は株分けしようかと思います。
植え替えの振り返り
植え替え時に半分くらい葉をカットしたので少し不安なところもありましたが、根さえ丈夫であれば葉は多めにカットしても問題なさそうです。
いまの用土はたっぷり水をあげてから 2〜3 日(天候による)は水を含んだ状態となり、乾燥してからまた 2 日ほど空けて水をあげるサイクルにしています。前は鉢に根がぎっしりと詰まっており乾きにくくなりがちでしたが、適度なサイクルで水やりできるので、土中の環境も改善されたように思います。
植え替えは鉢のサイズを考えたり、準備と実行に時間がかかるので延期してしまいがちですが、適度なタイミングで植え替えることで植物は目に見える結果を返してくれます。まだ、夏はしばらく続くので手狭になった鉢があれば植え替えてみてはいかがでしょう。