キランソウの基本情報
生育カレンダー
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | |
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花期 |
キランソウは日本を原産とするシソ科の多年草で、本州から沖縄まで広く分します。縮れた毛のある葉をロゼット状に地表に這うように展開し、春から初夏には紫色の唇形の花を咲かせます。
開花期の 4 月頃に採取し天日乾燥させたものを「筋骨草(きんこつそう)」という名の生薬として用い、鎮咳・去淡・解熱・下痢止めなどの効用があると言われます。
名前の由来
花の色とランに似た花の形から「シランソウ(紫蘭草)」から転じてキランソウになった、密生して咲く様子を金襴(きらん)という織物にみたて「金襴草」と呼んだなど諸説があります。
また、「ジゴクノカマノフタ(地獄の釜の蓋)」という恐ろしげな別名を持っていますが、これは平たくロゼット状に広がる様子を地獄の釜の蓋(ふた)に見立て、薬草としての効用から死者が減って地獄に行かなくて済むという意味に由来するとされます。
古くから民間薬として用いられていたため、イシャダオシ(医者倒し)・イシャナカシ(医者泣かし)などの方言名で呼ばれることもあります。
花
葉の基部から花茎を伸ばし、1cm ほどの小さな唇形花をつけます。花弁は上下に分かれており長い花弁が下唇で 3 裂し、上唇は発達しておらず一唇形と言われる注意しないと見えないほど小さいものです。虫媒花。
葉
葉は対生し、基部はロゼッタ状に地面を這うように四方に展開します。鈍い鋸歯があり、全体に縮れた毛が生えています。
キランソウの写真
キランソウの花言葉
「あなたを待っています」「追憶の日々」
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