オオイヌノフグリの基本情報
オオイヌノフグリはヨーロッパ原産の帰化植物。秋に芽を出し、冬の間に生長して早春に多数の花をつけ種子を残して春の終わりには枯れる一年草です。
非常に繁殖力が強く、虫媒花であるものの自家受粉も可能で、1 株あたり 500 以上の種子を残すことがあります。日本には明治頃に入ってきたとされますが、イヌノフグリの生息地を奪い急速に生息地を拡大。またたく間に全国で見られるようになりました。
オオイヌノフグリとコハコベ
新春には、同じく越年草で性質の似ているコハコベなどと領地を奪い合うように競って花を咲かせます。
近縁種との比較から名付けられた和名
在来種である近縁のイヌノフグリによく似ており、イヌノフグリより大きいことからこの名前が付けられました。
イヌノフグリの名前の由来は、2 個の玉が繋がった形の実が雄犬のフグリ(陰嚢)に似ていることからですが、オオイヌノフグリは少し形状が異なり、どちらかというとハート型に近い形をしています。雑草扱いのため大きいイヌノフグリと雑な名付けがされたのでしょうが、可愛らしいコバルトブルーの花には不似合いな名前でもあります。
また、属名は聖書に登場する聖女の名前からとられたとも言われるヴェロニカ(Veronica)であり、花言葉も「信頼」「清らか」と和名と異なるイメージの言葉が並びます。もし和名に納得がいかなければ、英名のバーズアイ(Bird's-eye)で呼んであげてはいかがでしょう。
オオイヌノフグリの写真
オオイヌノフグリの花言葉
「信頼」「清らか」
オオイヌノフグリを楽天で購入する
オンラインショップで販売されているオオイヌノフグリの商品ページです。※外部サイトに移動します