フジバカマの基本情報
フジバカマは中国原産のキク科の多年生の山野草で、秋の七草の一つ。万葉集や徒然草にも登場するほど古くから知られている植物ですが、現在は環境の変化により野生の個体は激減し、環境省の準絶滅危惧種(NT)に指定されています。
晩夏から初秋にかけて咲く花は淡い紅紫色をしており、花序は多数の小さな花が傘の形に広がって付きます。
地下茎を長く這うように伸ばし、地上の茎は多く集まって直立して株立ちになります。葉は対生し、葉縁に鋸歯があり 3 つに深裂します。ただし上部になるに従い葉は小型になり、深裂は見られなくなっていきます。
フジバカマは刈り取る前は無香ですが、葉を乾燥し生乾きにすると桜の葉のような芳香がするので、匂い袋や入浴剤に用いられていました。中国でも「香草」「香水蘭」と呼ばれ、香料として用いられていました。
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セイヨウフジバカマ 9.0cmポット 15本 苗
13,200円
詳細情報
和名 | フジバカマ(藤袴) |
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分類 | |
学名 | Eupatorium fortunei |
生育期間 | 多年草 |
原産地 | 関東以西の本州〜九州、朝鮮半島、中国 |
特徴 | 多年草 |