タンポポの基本情報
生育カレンダー
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | |
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花期 |
タンポポはキク科の多年草で、春に咲く代表的な植物のひとつです。生命力が強く、道端のコンクリートの間やアスファルトの割れ目などわずかな空間にも根付くことができます。
英名はライオンの歯を意味するフランス語「dent-de-lion」から転じたダンデライオン(dandelion)で、ギザギザの葉の形がライオンの牙を想起することから。
石垣の隙間から生えるタンポポ
タンポポというと春に咲くイメージがありますが、3〜4 月頃にのみ開花するのは在来種のカントウタンポポなどで、外来種のセイヨウタンポポは一年中花を咲かせます。
高さは約 15cm ほどで花の色は一般的に黄色ですが、白い花を咲かせる種類(シロバナタンポポ)もあります。
地表に葉を平らに広げロゼット状に生長するのと対象的に、根は長く 50cm から 1m 以上にまで地中深くに伸びます。成長したタンポポの根はごぼうのように太くなり、焙煎すると珈琲の代用品として飲むことができます。タンポポの根は珈琲にも含まれるクロロゲン酸化合物を含有するので珈琲に風味が似ており、カフェインを含まないため妊婦や子供でも飲むことが出来ます。
綿毛を遠くに飛ばすために花後に茎が伸びる
誰もが一度はタンポポの球状の白い綿毛を吹いて飛ばして遊んだことがあると思いますが、その時に引き抜いた茎は花が咲いているときよりも随分と長いことに気付いたはずです。
タンポポの花茎は花を咲かせた後で一度基部から倒れ、そこから立ち上がって直立しさらに茎を長く高く伸ばします。タンポポは受粉においては虫媒花なので花が高い位置にある必要はなく地面に近い位置で咲きますが、種を遠くに飛ばすために花後にさらに花茎を伸ばすのです。
開花中は 10〜15cm ほどだった花茎を 40cm 以上に伸ばし(環境によって長さは大きく変化します)、種子は風に乗って広範囲に飛散されていきます。
タンポポの写真
タンポポの花言葉
「再会の夢」
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