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今年も即完売!富山産の2017チューリップ福袋開封と植え付け

富山産 チューリップ福袋2017

毎年 12 月初旬に発売される 富山県花卉球根農業協同組合 のチューリップ福袋が今年も 8 日の 12 時より予約受付を開始、瞬く間に完売となりました。

今年も例年通り 3 種類の福袋が販売され、そのうちの最も安い 2,980 円(1 万 5 千円相当、送料込み)の福袋を購入したので中身をご紹介します。

富山県産チューリップ福袋の中身

大量の球根が詰められたダンボール

富山産 チューリップ福袋2017

届いたダンボールを開けると大量の球根がぎっしりと入っています(※雑に突っ込んでいますが一度取り出してしまったためで、本当はもっと丁寧に梱包されています)。

富山産 チューリップ福袋2017

全部ではありませんが、入っていた球根を並べたところ。チューリップ福袋というだけあってメインはチューリップなのですが、カサブランカやムスカリなどのユリ科の球根やダッチアイリスも含まれていました。

チューリップ福袋の品種一覧

チューリップ福袋に入っていた品種を挙げると以下です。チューリップだけで 1 品種ごとに平均 6 個ずつ入っており、その他に品種不明の球根も 20〜30 個あるので おおよそ150 個はあります。

  • ダーウィオレンジ × 2
  • エキゾチックパーロット
  • 玉鬘
  • ルビープリンス
  • ルビーのつばさ
  • ジュディーレスター
  • 紫結晶
  • アンジェリケ
  • グラニーアワード
  • 白雪姫
  • 楊貴妃
  • サーモンファンアイク
  • ハウステンボス
  • ドリーミングメイド
  • トロント
  • ホワイトバレー
  • サニープリンス
  • フリージア
  • スウィートシックスティーン
  • スィートインプレッション
  • ダンシングショー
  • ワールドファボリット
  • その他チューリップ(品種未記載の詰め合わせ)
  • スーパージャンボカサブランカ
  • オレンジカサブランカ
  • ムスカリ(羽毛)
  • エルムレス(フォックステール)
  • ダッチアイリス

人気種も福袋に含まれる

以前に富山県花卉球根農業協同組合では「はちみつミルク」という気恥ずかしいチューリップの球根を購入しており、その品質が素晴らしかったので今回福袋を購入したのですが、今回は残念ながら「はちみつミルク」は入っていませんでした。

ですが、ホームページの人気ランキング TOP 8 に記載されている「楊貴妃」「アンジェリケ」「ハウステンボス」といった人気の球根も入っていました。ダッチアイリスなどチューリップの寄せ植えに使える脇役があるのも嬉しいところです。

球根の肥料もセット

富山産 チューリップ福袋2017

ちゃんと球根の肥料も含まれています。球根を植え込む 1 週間前に用土と混合すると良いそうです。

品質には若干のばらつき

富山産 チューリップ福袋2017

富山県産の球根は大きく、艶のあるとても品質の良いことで知られていますが福袋はというと。同じ品種でも艶がなかったりサイズの小さいものが含まれており、若干のばらつきがありました。

全てが良い球根というわけではありませんが、この価格とこの数量であれば納得の内容だと思います。

球根を植えよう

さて、これだけたくさんの球根を前に手をこまねいている訳にはいきません。プランターを総動員して片っ端から植え込んでいきます!

チューリップの球根は植える向きを揃えて

富山産 チューリップ福袋2017

チューリップの球根は、画像のように球根の向きを揃えて植え込みます。理由としては、咲いた時に綺麗に並んで見えるように、また葉が重ならないようにするためです。

チューリップはおおよその葉が生える方向が、予め球根の形によって判別できるのです。葉が重なり合わないことによって生育環境が良くなることに加え、見栄えもごちゃごちゃせずにすみます。

画像の青い線のように、球根の平たい面をすべて揃えると良いでしょう。

富山産 チューリップ 植え付け

植える前から薄々分かっていましたがプランターが足りません。園芸仲間に球根を半分以上おすそ分けしたのですが、それでも植えるスペースもプランターも足りません。

ちょっと小さいとは思いながらも、もう待ちきれないとばかりに芽が伸びてしまっているので、空いているプラ鉢まですべてフル動員して球根を植えました。

スーパージャンボカサブランカの球根を植える

スーパージャンボカサブランカ 球根

スーパージャンボという名の通り通常のカサブランカよりずっと大きいため、25 cm ほどの深さのある鉢に単独で植えることにしました。

スーパージャンボカサブランカ 球根

深めの鉢を用意したつもりでしたが、実際埋めようとすると球根が思った以上に大きい・・・もっと大きな鉢でもよかったような。

カサブランカなどユリ科の球根は上下に根を張り、上の根が主に養分を吸収する役割であるため、覆土が10 cm 程度の厚さを持つように埋め、元肥も球根の上方に施してあげます。今回はギリギリ 10cm くらいの厚みを確保できました。

水やりはゆっくりと!

球根の植え込みが済んだらあとは春を心待ちにしながら日々の水やりをするだけですが、球根の水やりはゆっくりと複数回に分けて与えると良いそうです。水はけの良い用土に一気に水を与えると、用土が吸収する前に流れてしまうためです。

小さな鉢とは違い、多くの球根を植えたプランターを持ち上げて重さを確認するわけにもいかないので、ゆったりとした心持ちで水やりを行うと良いですね!