ヤマモモの基本情報
ヤマモモはヤマモモ科の常緑樹で、乾燥や大気汚染に強く公園樹や街路樹として利用されます。雌雄異株で春には小さな赤い花を咲かせ、6〜7月に丸い暗赤色の果実が熟します。
山に自生し実を食べることができるため「ヤマモモ」と名付けられているものの、バラ科のモモとは関係がありません。夏に結実する実は赤くライチのように表面に粒状の突起があり、甘酸っぱくそのまま食べたりジャムやリキュールに用いられます。
ヤマモモの葉
葉は深い緑色をしており常緑で、10 cm ほどの長楕円形をしています。若木のうちは鋸歯が出ますが、成長するにつれて平坦で滑らかな縁になります。
樹皮(楊梅皮)の用途
ヤマモモの樹皮
タンニンを多く含むヤマモモの樹皮は「楊梅皮」と呼ばれ、古くから生薬として活用されてきました。
楊梅皮を煎じて内服すると下痢止めの効果が、うがい薬としても扁桃腺炎・口内炎に効くとされます。また捻挫や打撲傷、筋肉痛には楊梅皮末を卵白や酢で練って患部に塗布します。
ヤマモモの写真
ヤマモモの花言葉
「教訓」「ただひとりを愛する」
ヤマモモを楽天で購入する
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