ツバキ

和名
ツバキ(椿)、ヤブツバキ(藪椿)
分類
ツバキ科 ツバキ属
学名
Camellia japonica
原産地
北海道を除く日本列島、台湾、朝鮮半島南部

ツバキ(ヤブツバキ) – 日本原産の古くから親しまれてきた花木

ツバキの基本情報

ツバキは日本を原産とする古くから親しまれてきた花木で、光沢のある濃い緑の葉をもち、おもな品種は冬から春にかけて開花し見頃を迎えます。

万葉集にも 9 首の歌が詠まれているほど古来から愛されてきたツバキは、江戸時代に品種改良が進み多くの園芸品種が開発されました。東京都の神代植物園「つばき・さざんか園」には約 260 品種のツバキが栽培されていますが、その中には江戸時代から残る伝統的な品種が 100 種も残されています。

ツバキの名前の由来には、光沢のあるさまを表す古語「つば」に由来し「つばの木」で「ツバキ」になったとする説や、「艶葉木(つやはき)」や「光沢木(つやき)」の意味とする説など諸説があります。

ツバキの写真

ツバキの育て方

耐陰性があり、日なたから明るい日陰で育てることができます。夏の強すぎる直射日光と西日は避け、乾燥を嫌うので冬の寒風が直撃しないよう、寒冷紗で囲うか室内に取り込むようにします。

ツバキの増やし方

採取した種子から実生で増やすことができます。ビワに似た種子が熟すのは 10 月頃ですが、発芽には 10 度以上の気温が必要であり翌年の 3 月頃になるので、それまでは乾燥することのないよう埋めておくか湿らせた新聞紙に包み冷暗所で保管します。

成長は遅く、実生株が完全な花を咲かせるまでには 7〜10 年ほどかかります。

ツバキの花言葉

「気取らない優美さ」「謙虚な美徳」「完全なる美しさ」

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詳細情報

和名 ツバキ(椿)、ヤブツバキ(藪椿)
分類

ツツジ目Ericales

ツバキ科Theaceae

ツバキ属Camellia

学名 Camellia japonica
形態常緑高木
原産地北海道を除く日本列島、台湾、朝鮮半島南部
特徴
ツバキの育て方・栽培方法を植物専門ポータル「BOTANIQUE(ボタニーク)」でチェックしましょう。花・観葉植物・多肉植物・サボテンなど植物の育て方を紹介しています。