カンヒザクラ

和名
カンヒザクラ(寒緋桜)、ヒカンザクラ(緋寒桜)、タイワンザクラ(台湾桜)
分類
バラ科 サクラ属
学名
Cerasus campanulata
原産地
日本、中国南部、台湾
花の色
ピンク

カンヒザクラ

カンヒザクラの基本情報

生育カレンダー

1月2月3月4月5月6月 7月8月9月10月11月12月
花期

カンヒザクラは日本や台湾、中国南部に自生するサクラの原種の一つで 1 月から 3 月に釣り鐘状のピンク色の花を咲かせます。

沖縄で桜といえばカンヒザクラのこと

全国的にはソメイヨシノが代表的な品種ですが、沖縄では桜といえばこのカンヒザクラのことを指します。

ソメイヨシノが開花するためには 5 度程度の低温にさらされ休眠打破が起こる必要がありますが、沖縄のように年中温暖な気候では休眠打破が起こりません。そのため、ソメイヨシノの咲かない沖縄では 15 度前後で休眠打破が起こるカンヒザクラが普及しているのです。

沖縄では北部から開花が始まり、桜前線は南下していくという現象が見られます。温暖な沖縄では春の気温上昇を待つ必要がなく、寒波の南下に伴って休眠打破が起きた地域から順に開花していくためです。また、標高の高い山地ほど気温が低いため、山から平地へと降りるように咲いていきます。

沖縄のカンヒザクラの名所として名護中央公園周辺が知られており、毎年見頃を迎える 1 月下旬には「名護桜まつり」が開催されます。

カンヒザクラの写真

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詳細情報

和名 カンヒザクラ(寒緋桜)、ヒカンザクラ(緋寒桜)、タイワンザクラ(台湾桜)
分類

バラ目Rosales

バラ科Rosaceae

サクラ属Cerasus

学名 Cerasus campanulata
原産地日本、中国南部、台湾
特徴
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