レモングラスの基本情報
レモングラスは、レモンとショウガを合わせたようなさわやかな香りが特徴のハーブです。レモンと同じ虫を忌避する効果のあるシトラールという成分が含まれているため、虫よけのキャンドルやスプレーとして、またエッセンシャルオイルはリラックス効果が得られることからアロマとして広く利用されています。
主に熱帯・亜熱帯で栽培され、東南アジアでは料理の香りづけに生葉が使われており、特に世界三大スープの一つであるタイのトムヤムクンの風味付けには欠かせません。栽培が容易で初心者からベテランまで多くの方に人気のあるレモングラスの育て方について、種や苗からの栽培方法と、株分けによる増やし方をご紹介します。
レモングラスを収穫しよう
収穫方法
レモングラスはとても育てやすい植物で、気温の上がる夏には旺盛に生育します。収穫するときは株元 10 cmほどを残して葉の緑の部分を切り取れば、また新しい葉が続々と伸びてきます。
収穫した葉は夏らしいスパイスの効いたアジア料理に用いてもいいですし、ハーブティーにすれば疲労回復や消化を助ける作用が期待できます。まさに夏にうってつけのハーブと言えるでしょう。
なお、放っておくとどんどん葉が伸びていきますが、古くなった葉は固くて風味も落ちるため、必要以上に葉が伸びた場合は株元 15cm ぐらいのところで刈り取るようにしましょう。
保存方法
葉を洗ってから水気をふき取り、日陰で十分乾燥させます。ハーブティーにするのであれば、あらかじめ適した細かさにカットしておくと早く乾燥するのでおすすめです!
レモングラスのハーブティーを作ろう
レモングラスのハーブティーは、生の葉でも乾燥葉でもどちらでも美味しくいただくことができます。
フレッシュな生のレモングラスティーを作るときは、水 400ml に対して 5cm に切ったレモングラスの葉を 2 つかみほど準備します。熱湯を注ぎ、色と香りが出るまで数分待てば出来上がりです。
レモングラスには、消化促進・疲労回復の効果があるのに加え、レモンの香りが気持ちをリフレッシュさせてくれます。
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