2016年7月24日(日) 、五反田TOCビルにて関東カクタス専門家連盟主催による第 1 回「サボテンと多肉植物の即売会」が開催されました。
同ビルで季節ごとに開催されている「サボテン・多肉植物ビッグバザール」でお馴染みの人気園芸店が多数出店。10 時の開始前から多くの人が列を作る、大変熱気あるイベントとなりました。
やはり一番人気は多肉植物・錦玉園
多肉人気を裏付けるかのように、最も多くの人を集めていたのは錦玉園。開会後から昼過ぎまで、2〜3 層の人集りが解けることはありませんでした。
さすがの多肉の充実ぶり。単品も綺麗ですが寄せ植えを作りたくなりますね! 500〜3000 円くらいの価格帯が人気で、10 個以上まとめ買いをしていく方も。
2 番人気はカクタス長田
お手頃価格の多肉・塊根実生株
今回特に目を引いたのはカクタス長田さんで間違いないでしょう。カクタス長田さんは豊富な種類の状態の良い実生株をお手頃な値段で販売、錦玉園の多肉目当ての女性客も取り込む人気ぶりでした。
静岡を拠点に生産・卸売りを専門とするカクタス長田さんがこのような即売会へ参加するは珍しいのではないでしょうか。栽培場から直行で来たと思われる株はどれも活き活きとして見えました。
亀甲竜、オベサ、アガベ、サボテン、パキポディウム、ユーフォルビア、ハオルチアなど幅広いジャンルで、成長すれば高価になる人気種の実生株を多く展示されており、「大物を買うのは高すぎる」「子株からじっくり育ててみたい」というニーズにはまっていたと思います。
「趣味の園芸」8 月号にも登場している長田研さん含めてたった 2 人で接客と品出しを兼任しており、息をつく間もないほど忙しそうでしたが丁寧な接客が印象的でした。
パキポディウムの実生株が多数出回る
塊根系のブームが始まって栽培を始めた農家が増えたためでしょう、今回はパキポディウムの国内実生株が多く見られました。昨年なら子株でも飛ぶように売れていたと思うのですが、今年はかなり入手しやすくなっています。
実生 2 年目のロスラーツム、デンシフローラム、ラメリー、サウンデルシーあたりは 2 千円均一で売られており昼以降も残っていました。育てにくいと言われるブレビカウレ(恵比寿笑い)は人気があり、早めに品切れになったようです。
アンボンゲンセ、ウィンゾリーあたりも実生されていないかな、と期待したのですが見つからず。種子自体が貴重なものはこれからも高価な取引が続きそうです。
その他フォト
グランカクタスさんです。本当に良い株ばっかり!
たにっくん工房さんの信楽焼鉢です。質感がいい感じです!細い線の鉢はTOKYで販売されている人気のタイ製の鉢にもちょっと似ていますがどちらが本家なのでしょうね?
こちらの鉢はたにっくん工房さんのサイトでも販売されているようですよ!
今回の戦利品
左からパキポディウム・ロスラーツム、ペペロミア・アスペルラ、ペトペンチア・ナタレンシス、ユーフォルビア・ミルクトロン(白樺キリン)。
本当はホリダかアガベ、ブーファン・ディスティカ、アローディアあたりで良い物があれば大物を一つ、と思って行ったのですがこのような結果に。ただでさえベランダが狭いので手ぶらで帰ればいいものを、カクタス長田さんの株を見てつい買ってしまいました。生育頑張ります。
今回の参加サボテン園
- 鶴仙園
- 二和園
- 金子カクタス
- カクタス西
- 錦玉園
- グランカクタス
- 今井カクタス
- P.G.C.M
- カクタスブライト
- ISHII PLANTS NURSERY
- Succulent Box Ruchia
- ワンダーカクタス重田
- 堀川カクタスガーデン
- たにっくん工房
- ボタニカルマート
- カクタス長田
(順不同)