2月18日、主に中南米に分布するリュウゼツラン科のアガベ・ホリダが愛知県名古屋・東山動植物園のサガロ温室で開花しました。同園でのアガベ・ホリダの開花は約 10 年ぶりになるとのことです。
アガベ・ホリダの花が咲く条件は明らかにされておらず、現地では 10~20 年に一度、日本の気候での開花は 30~50 年に 1 度とさえ言われています。
アガベ・ホリダは一生に一度しか花を咲かせず、茎の下部から咲き始め頂上まで咲ききると茎が枯れて倒れ、周囲に種がまかれることで繁殖します。
同園では 1988年と 1990年にそれぞれ 1 体のアガベ・ホリダを購入。1 体は 10 年ほど前に開花していたため、今回の固体も最低 25 年は同園で栽培されていたことになります。