園芸用品 新製品

家庭用 IoT 水耕栽培キット「やさい物語」通信事業者の沖縄セルラーから発売

11月15日、KDDI 子会社の沖縄セルラーは IoT を活用した家庭用水耕栽培キット「やさい物語」を来年 2 月下旬に発売すると発表しました。定価は3万4,800円ですが、発売記念価格として初回の 5,000 台限定で 2万9,800円(いずれも税別、送料無料)で販売されます。

IoT水耕栽培キット「やさい物語」

「やさい物語」の特徴はカメラ機能を搭載していること。スマートフォンのアプリを通じて成長過程を楽しみながら野菜を栽培することができ、撮影した画像データをスマートフォンから閲覧、そのまま Facebook などの SNS にシェアすることができます。

光源は LED で、点灯時間もスマートフォンのアプリから制御が可能。リーフレタスでおよそ 1 カ月、ハーブやバジルは 35 日程度で収穫できるとのことです。

12 月より「沖縄特産品本舗」にて予約受付を開始する予定です。なお、沖縄地区は au ショップでも販売予定となっています。

通信事業者でありながら植物工場事業を手がける沖縄セルラー

通信事業者の沖縄セルラーから水耕栽培キットが発売されると聞くと意外な気がしますが、同社では沖縄の気候では栽培が難しい葉野菜価格安定を目指し、 2013 年から社内ベンチャーとして植物工場事業を手がけています。3年の植物工場の運用を経て得たノウハウを転用し、今回の家庭用栽培キットの製品化が実現しました。

製品概要

サイズ: (W)480 × (H)332 × (D)331 mm
アプリ動作環境: Android(ver4.3 以降) 、iOS9 以降
定価:34,800 円 (税抜)