このごろ新型コロナウイルス対策でほぼ外出していないので、後回しにしていた作業を片付け始めました。
根詰まりしているだろうから植え替えないと、と思いながら結局そのまま放置していた株などを手当り次第に植え替えています。今回の植え替えはサンセベリア・ハニーです。
頑強な性質のサンセベリア・ハニー
会社のデスク周りが殺風景だなと 3COINS で購入したサンセベリア・ハニー。一度も植え替えたことがないまま、3 年近く同じポットに入れたままになっていました。
乾燥に強く耐陰性がある強健な品種で、室内照明と月に 1、2 回の水やりのみ(忘れがち)で子株まで成長しています。葉が上に伸びずロゼッタ上に展開し、日照不足でもだらしなく徒長せず形が崩れないのでとても室内栽培に向いています。
水やりが面倒な人にこそおすすめ
世話をしたという実感がないほど手のかからない優等生のサンセベリア・ハニーは、植物を部屋に置きたいが手入れは面倒だという方に特にオススメしたい品種です。
むしろ水をついつい与えすぎてしまうような、世話好きの人には向かないと思います。葉に水分を溜め込むので 2 ヶ月くらいなら水を与えなくても枯れることはなく(シワシワにはなります)、毎日水を与えて常時根が湿った状態が続くようだと根腐れして枯れてしまいます。
購入後初の植え替え
鉢から初めて出したところ。予想以上に小さいビニールポットに入っており、ポットがもうパンパンになっています。
引き抜けないほどきつく詰まっていたのでポットを切って出してみると、もちろん根詰まり。これ以上伸ばせないというくらい根がぎっしり。
根同士が絡まり固まっていてほぐせる感触ではなく、見える限り根は枯れて変色している様子でもなかったので、ここは妥協してこのまま植え替えの鉢に投入します。
植え替え用土は赤玉土のみ
用土は腐葉土・堆肥も混ぜず硬質赤玉土のみを使用することにしました。基本的に室内で栽培をするので匂いや虫が湧く原因になる有機肥料は混ぜたくありません。
一度も肥料を与えずに子株が元気に育つほどなので水と室内照明だけでも十分に育ちますが、葉が生き生きと綺麗になるので液体肥料があれば水やりの際に月に一度くらい与えてあげるといいでしょう。
植え替えという作業を経て、これまで放置して気にかけなかったものにも愛着が湧き似合う鉢カバーが欲しくなってきました。さらに新しい子株が出てきたときは株分けして増やしていくのも面白そうです。