廃工場をリノベーションした植物と珈琲を楽しめる店が、東京・上野駅の近くにあるのをご存じですか?休日ずっと入り浸りたい、むしろ住みたいほど居心地の良い本と植物と雑貨のお店です。
静かな路地にある隠れ家のような「Route Common」
「Route Common(ルートコモン)」は上野駅の東側、上野公園とは反対側に 5 分ほど歩いた細い路地にあります。大きな通りにも面しておらず、周辺に飲食店などはないため昼間でも人通りの少ない閑静なエリアです。
控え目な「ROUTE BOOKS」の看板、飾り気のない壁、いい感じの植物が並ぶ入口。最高ですね。
廃工場を再利用した店舗は、壁の塗装がまだらで配管や電気配線がむき出しになっているのですが、汚い感じは受けません。適度に荒廃した感じと植物の組み合わせがとても落ち着きます。
1Fの植物店、オーシャンサイドガーデン 上野店
「Route Common」は本の読めるカフェ ROUTE BOOKS、ヴィンテージなリメイク家具を扱う ROUTE FURNITURE などが入った複合施設。
1 階には ROUTE BOOKS と、アメリカ〜南米大陸に分布する植物を中心としたサボテン・多肉植物・チランジア・熱帯植物の専門店 オーシャンサイドガーデン が入っています。
植物は鉢に植えられた 1 点ものが並びます。この部屋には耐陰性のある、室内での栽培に適したインテリア向けの植物が多く揃っていました。
もはやインテリアの定番植物、エアプランツ・ティランジア。キセログラフィカなど人気どころを抑えています。
2FのROUTE FURNITUREの植物もチェック!
Route Common 2F にある ROUTE FURNITURE ではヴィンテージな質感が格好いいリメイクものの家具を販売。こちらにも多くの植物がディスプレイされています。
一つ一つを見てみると特にレアなものではないものの、雰囲気ある家具と合わせると雰囲気が出ます。インテリアショップとしては格安なのも嬉しいところで、家具と合わせて買っていく人も多いのではないでしょうか。
家具は錆びた金物だったり、傷や古い塗装の残る木材などが職人の手によって姿を変えた 2 つと無いリメイク品。植物との相性がとても良いです。
ゆくい堂による廃工場のリノベーション
この「Route Common」を手がけたのは向かいのビル「ROUTE89 BLDG.」の 1 階に居を構える「ゆくい堂」という工務店。元々の姿に手を加えすぎず廃材などを活用し建物を蘇らせる「継がれゆく箱」プロジェクトなど素敵なリノベーションを多く手がけています。
もしこの店が気に入ったのなら、代表の丸野信次郎さんの インタビュー もあわせて読んでいただきたいです!