2016年5月27日(金)より、熊本県の玉名市高瀬にて第 26 回「高瀬裏川花しょうぶまつり」が開催されています。
5 月下旬から 6 月上旬にかけて、高瀬裏川の下流から土戸橋までの約 400 メートルの両岸に玉名市民によって植えられた花しょうぶ約 66,000 本が見頃を迎えます。期間中の日没後は花しょうぶがライトアップされるほか、矢旗の掲揚など多くのイベントが開催されます。
歴史ある高瀬裏川の街並みも見どころ
「高瀬裏川花しょうぶまつり」の舞台となる高瀬裏川は、江戸時代に米などを積み出す運河として使われていました。高瀬裏川沿いには 1848 年に築造され、県の重要文化財にも指定されている高瀬目鏡橋(たかせめがねばし)などの石橋や古い商家が現在も残っています。
開催期間中は日没から夜 10 時までライトアップされ、幻想的な雰囲気に変わります。
萎れた花しょうぶを摘む「花摘み娘」。今年は5月27日、28日、6月5日の 10:00〜登場予定。
熊本の地震の影響が心配されましたが、水路沿いの遊歩道には被害は出ておらず、花しょうぶの観賞に支障はないそうです。現在の花しょうぶは 3 分咲き程度で、来月初旬に見頃を迎えそうだということです。
高瀬裏川花しょうぶまつり
日時:2016年5月27日(金) ~ 6月11日(土) 日没から 22:00 までライトアップあり
場所:玉名市高瀬裏川水際緑地(玉名市高瀬)
問合わせ:玉名市役所 ふるさとセールス課 TEL 0968-73-2222
その他:菊池川河川敷に無料駐車場あり
■メインイベント
日時:6月4日(土) 14:00~21:00
・花しょうぶコンサート
・野点(野外の茶会) など