植物工場

勢いづく植物工場ビジネス、大手建設会社の大林組が植物工場で栽培したミニトマトを初出荷

大林組 植物工場参入

植物工場は採算が合わない ー かつてはそんな声が大勢を占めていましたが、パナソニックや富士通などの電機メーカーが植物工場の運営を軌道に載せつつある [ 1 ]電機メーカーが植物工場事業を拡大、成長分野に – ボタニーク のに続き、建設会社の大林組も農業ビジネスへの参入を決めました。

大林組は「大林組グループ中期経営計画2015」において建築・土木・開発事業に続き、太陽光をはじめとした再生可能エネルギー発電事業を新しい事業領域として拡大することを発表。その一環として農業ビジネスへの本格参入を決断しました。

その先駆けとして、大林組のグループ会社であるオーク香取ファームは 5 月、太陽光型植物工場で栽培したミニトマトを初出荷。オーク香取ファームは現在約 2,000m² の太陽光型植物工場でミニトマトを栽培していますが、今後は約 1 ヘクタールまで拡大する予定だといいます。

パナソニックなどの電機メーカーと同様に、これまで本業で培った環境制御や省力化に関する技術・ノウハウ、 ICT を活用し栽培効率や生産能力の向上を進めるとともに、さらに人の動きを見える化して作業の効率化を進めていくそうです。

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