いよいよゴールデンウィーク間近！普段仕事で忙しい方もこの期間はまとまった時間が取れるので、いつもできない植替えなどの作業もできますね。
夏日（最高気温 25 度以上）を迎えることも珍しくないため、発芽気温が高い熱帯植物の播種にも適しています。私もこの連休のため、いくつか種子を準備しています。
今年播種する種子
パキポディウム ウィンゾリー（Pachypodium baronii var. windsorii）
昨年初めてパキポディウム（グラキリスとカクチペス）を播種したところ、発芽した苗はすべて生き残ってくれました。次はもうちょっと上手く育てられるだろうと思い今年もパキポディウムに挑戦します。
今回入手したのはパキポディウムの中でも最もレアな品種の一つ、ウィンゾリー。種子も高騰が続いていてオークションで 5 粒 1,000 円以上で取引されているほど。
ディッキア マルニエル ラポストレイ（Dyckia marnier-lapostollei）
もうひとつはディッキアのマルニエル ラポストレイ。今ダウソニー（dawsonii）を育てているのですが、細い赤葉も魅力的だけれど白いディッキアも格好いいなと。
ディッキアは育てやすさ・繁殖力が魅力で、ずっと播種から育ててみたいと思っていました。ディッキアは子株で増やすのは楽だが実生は成長が遅い、とも聞きますがそれもまた一興です。相場は 10 粒 1,000 円程度。
象の木（Pachycormus discolor）
最後はメキシコ原産のコーデックス・パキコルムス 象の木です。instagram で象の木を実生しているのを見て手を出してみたくなりました。
eBay で海外から取り寄せ、50 粒で送料込み 1,500 円ほど。流通量は多くありませんが、国内でもまれにネットショプやオークションに出ています。
種子をネットで購入するなら
信頼第一、実績のある業者を見つけよう
種子は保存期間が長くなると基本的に発芽率が低下していってしまいます。適切に種子が保管されていない場合、発芽は難しくなるため信頼のおける業者や栽培家から入手しましょう。
象の木の種子は eBay で販売している World Wonders Gardens から購入しました。以前数回購入したことがあり、発送が迅速で発芽率も十分、値段も手頃でおすすめです。
今回は折り悪く種子を販売していなかったので断念しましたが、ディッキアは当初 Dyckia From ” Q ” というタイのナーセリーから購入を考えていました。Dyckia From ” Q ” の株はどれも見事で、種子は株分けほど親株の特徴を引き継がないにせよ質の良い種子が期待できます。
この連休を機にに実生を始めてみませんか？まだ 1 週間あるので、いま種子を手配しても間に合いますよ！
